私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

進化

6万年前に我々ホモサピエンスとチンパンジーが別れたという話だが、その後の進化の道の中程に、例のルーシーが存在していた。それよりもっと前、エチオピアで発見されたのが(十年前に)アルディである。これも女性だ。

調査がやっとすんだのは十年後の最近のことである。 何しろ、半分も化石がそろわないので、ありとあらゆる新技術を駆使してその姿を3Dで再現するまでにこぎつけたのだ。背は130センチくらい、額が狭い、歯には犬歯が目立たない。 骨盤の傾きから直立歩行…

いつどこを見ても見回しても大切なものは恋愛、というか生殖、子孫を残すこと

こんなことは常識中の常識だが、どうしてそうなの?という問いの答が徐々に科学の世界からもたらされて来ているらしい。 女性の声が、同じ文句を次々に言う。どんな女性か何人の声なのかは、被験者(男性)にはかいもくわからない。 どうも十人くらいの違う…

生物の進化ではないけれど、地球もいわば進化して我々をも乗せて走っている。

新しい番組が編成されたらしく、一部しか見なかったが、言葉を忘れない為にここにメモしておこう。太陽ができ、土塊の塊もその周囲を公転しながら、重力による引力により、お互いに衝突を繰り返し、しだいに形が大きくなる。 したがってまずは地球は火の玉だ…

最古の動物の化石?

オーストラリア:海綿に似た化石が6億年前後の地層から発見された。 6億年前までには何度か全地球が凍結したことがあるとされている(スノーボール仮説)。 これらを生き延びたのでものであるらしい。

生物が発生することの不思議を追求する人々

よくもうまいこと、一個の受精細胞が分割されて、次第に分化し正しい形をとり、役割を果たして行くようになるものだ。 われわれのほとんどがその幸運をくぐり抜けて、生きているその克明な仕事の謎解き。 たとえば、分子生物学の分野で 受精直後の胚細胞に特…

全くナショナリズムとは縁遠いが、現在の日本人の成り立ちへの興味

人類がアフリカを出発してより、様々な気候変動を生き抜いて、時間と陸地を旅して広がった道筋を 現存の人々のDNAを採集し、分析して変異の度合いから分岐の場所と時期を推定するという 試みについて、すでにTVの番組で知っていた。 それについて報告しよう…

私家版マスメディアの中心テーマのひとつ

微生物など、自分をクローンして永遠に生きて行くと言う方法は、 遺伝子が丸い輪になっているのでいつまでも分裂できる。 その方法をとらなかったのは、あくまでも多様性を確保すると言う進化上の戦略。そのためには減数分裂をする必要上、紐状でなければな…

わが私家版マスメディアにおいては、たくさん報告するべきことがあった感じがしていたが、

どこに往ってしまったやら。 あったあった。 メモは重要だ。永遠に失われるはずのものをまた手に入れることができる。 ここに書き付けておくことができる。 人間の歴史の中に。 時々,といってもどのくらい時々なのかは,例により無視して。 牛乳が苦手の人…

脊椎動物のルーツは、ホヤではなくナメクジウオだった!

ゲノム解読で判明したところによると,ナメクジウオのゲノムの大きさはヒトの6分の1で、遺伝子は約21600ほど。 これをホヤのものの比較した。 すると、ナメクジウオの方が早く現れ,原始的であることがわかった。 おまけに遺伝子の6割までがヒトと共…

次は「協力するサルーー人間」NHKの科学番組から

ヒトの意識は、脳の活動のほんの一部でしかない。 いわゆる無意識、というか、進化の影響下でヒトは知らぬ間に動かされている。 そのことを工夫した実験で調べているのだそうだ。 そのキーワードは、利他、である。 一見、損をするように見えるが,グループ…

現生人類は一度1000人までに減った、と書いたが、ひょっとして2000人?

この前とは別の科学番組で、倍の2000人だという。 たいした変化はないが。しかも7万年前のことだという新しい情報も。 火山の爆発の後、数年間、冷却、あるいは干ばつがあったせいだ。この前後にアクセサリー、毛皮でない衣服が使われたと証明できてい…

承認欲求、という新種の言葉がちょうどここらの狭い範囲を賑わしている。

マズローという哲学者だかが、使い始めた概念らしい。 小生もいつも不思議に思っている。 生物は競合している。競い合って一歩でも一ミリでも周囲より優位でありたいと思っているらしい。 自分自身がよりよく生き延びるため、さらにはより良く生き延びられる…

茂木さんのところにコメントする衝動

毎日、ドンというほど新しい興味深い情報に接する。 最近の白眉はこれ。インドネシアのーー山の火山噴火によって、地球上は氷河期に突入した。 その頃ちょうど、二足歩行と出産困難を克服していた人類は、その時に本当に絶滅に瀕した。 1000人にまで減っ…

養老先生の「逆さメガネ」

整形外科の待合室においてあった「逆さメガネ」を何気なく手に取ったところ、存外に面白そうだったので気軽に買ってみた。現代の世相を論じているのだが、我々の都市化の歴史、 つまり自然の不確定さを克服し「こうすればああなる」という理解できるものに環…

グリアセルという脳神経細胞の支援物体

これはテレビより最近入手した聞きかじり知識。 以前より、「日経サイエンス」で知っていて、自分のアドレスとしたほどなので、これはしたり、とよくよく聞きかじった。つもりだったが、やっと今回線がつながって,思い出した。上記のレトロポゾンに触発され…

哺乳類の脳進化に関係する「繰り返し配列」

全遺伝子情報をゲノムというが,その合間に入り込んで全体の40パーセントを占めるのが「レトロポゾン」というものであるそうな。 は虫類以上の生物に共通して、似たようレトロポゾンが発見された。 3億年前に共通の祖先のゲノムに外から入り込んだようだ…

ますます残り時間少なし。ネナトニーとか言う言葉知ってますか。子どもの形のままで性的に成熟すること。

小生これに関心がある。全く変な進化だ。退化か。本が出たらしい。毎日新聞の解説を読むと、あまり期待は持てない内容のようだが。ちょっとつけたし。