私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

死生談義

有名な五輪2大会連続メダリスト

Qちゃんとは異なり、しんどいイメージを抱かされたものだ。 練習の日々,夜には泣きくれていたとも読んだ。 過大な練習がただただ辛かったのだと思う。 引退後、途上国支援のNPO活動、特にしょうがいのある人々と暖かい交流をする。 レポートの最期の一言に…

Dr中川がからだと宇宙の関係を話す

緩和ケア診療部長だ。いわば我々の最期に責任を取って人間らしく死なせてくれる役目を背負った奇特な人である。 人体の6〜7割を占める水の分子、その成分である水素は最も小さい原子であって、137億年前の宇宙誕生の直後にもうできた。 酸素,炭素、以…

次は「協力するサルーー人間」NHKの科学番組から

ヒトの意識は、脳の活動のほんの一部でしかない。 いわゆる無意識、というか、進化の影響下でヒトは知らぬ間に動かされている。 そのことを工夫した実験で調べているのだそうだ。 そのキーワードは、利他、である。 一見、損をするように見えるが,グループ…

中島義道 「死」を哲学する 岩波書店

毎日曜日の仕事は、毎日新聞の書評欄と詩歌欄に目を通すこと。 今朝はまるで知っていたかのように、このタイトルに出会った。 いやしくも人間なら自分という意識を持っているが、(チンパンジーにもその萌芽はあるとしても)誰しも知っていること、いつかそ…

原子はなぜ小さいか、というのは逆説的な質問であって、たとえば人間は大きい必要があるのか。

最近のお休みなさいの本、生物と無生物のあいだ、というのだが、夕べはなかなか眠る段にならなかった。 筆者の福岡、とか言う人の名文もさることながら、こんな「生命」の定義を始めて知って何故これまでこのことを聞き知る機会がなかったのだろう!! と叫…

アメリカのTVドラマの中での話、詳細は重要でないので省くが、ともかく、死後もまだ地球でうろうろしている霊たちがいたとしよう。

例によって超能力を持った人物がいて、地球に未練たらたらのそれらの霊を光の方に向かわせるのに成功した。光の向こうには何と彼らの愛した人々が待っている。呼んでいる。喜びに我を忘れてみんな光の世界に入って行った。めでたしめでたし。 というところで…

うちのバックヤードに桜と竹とが生きている。猫もかなへびもまもなく蚊も。

竹の林が急に枯れそうになってきた。ここで写真でも掲載できるといいのだが。見渡す限り新緑であるのに、若竹はみずみずしく青空に突き刺さって行くのに、竹の葉、すなわち笹は黄色くなって風に吹き飛ばされる。この現象が俳句の季語、竹の秋なのだという。…

このカテゴリーをこう表現するまでに、やや難儀をした。

スケジュールの鬼である小生のザウルスには、自分をカテゴライズする、というタイトルのメモがある。なかなかこれがはかどらない。 やはり自分の枠組みがしっかりしていないということか。骨組みが。 それはさておき、歯周病というのはかなり危険なやつらし…

ちょうど玄侑宗久「アミターバ無量光明」「竜の棲む家」を続けて読んだので。

この作家は僧侶なので、現実の死やそれをめぐる現象を知っている度合いが高いかも、なんて思って、例によりある意味ミーハー気分で手に取った。 脳の中で時の流れを我々は上手く取り繕ってまとめている。現実をいわゆる時間軸に従っているものとして受け入れ…