私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

わが私家版マスメディアにおいては、たくさん報告するべきことがあった感じがしていたが、

どこに往ってしまったやら。
あったあった。
メモは重要だ。永遠に失われるはずのものをまた手に入れることができる。
ここに書き付けておくことができる。
人間の歴史の中に。


時々,といってもどのくらい時々なのかは,例により無視して。
牛乳が苦手の人がいる。
乳児の時代には、母乳の乳糖を分解する酵素が十分存在している。
しかし徐々にその酵素が減少していき、その結果ミルクを飲むとおなかがごろごろ,と言う結果になる。

牛乳を飲まなければ、それで別に問題は無い。

しかし、1万年くらい前。

人類は農耕と牧畜を始めた。
それから、遺伝子の突然変異が起こり,くだんの酵素を減らさない遺伝子配列となった。
なので、我々は牛乳を飲んで賢く,元気に,大きく育っている。

問題はここからだ。
番組を率いていた長谷川真理子さん、失礼、先生、
そんな順番でこのことを説明しないで下さいよ。
いろいろ生じる突然変異のうち、酵素を減らさないような変異を起こした人々が、
結局子孫をたくさん残し、結果として広まる結果となった。

とかいうのが実情に即しているのではないか,と愚考。
昆虫の擬態とかも、有効な突然変異の起こった個体が生き残ったわけで。
それを我々は、自然の妙、とかいって賛嘆する。
私としては皮肉っぽい態度をとっているつもりではないのですが。
どうでしょう。



長谷川真理子このキーワードを作ったところ、こんな形で何か書くことになる。
生命の進化、と言う概念は混乱を招く。
20年来、興味を持って素人読みしている。

現在の認識:適者生存は、性淘汰と環境淘汰によって引き起こされる。
たしか、進化遺伝学、という扱い方もあった。
メーム、ミーム
環境的進化、この語は間違いだろうが,こんな概念もあったよなあ。
これくらいでご勘弁を。