わが私家版マスメディアにおいては、たくさん報告するべきことがあった感じがしていたが、
どこに往ってしまったやら。
あったあった。
メモは重要だ。永遠に失われるはずのものをまた手に入れることができる。
ここに書き付けておくことができる。
人間の歴史の中に。
時々,といってもどのくらい時々なのかは,例により無視して。
牛乳が苦手の人がいる。
乳児の時代には、母乳の乳糖を分解する酵素が十分存在している。
しかし徐々にその酵素が減少していき、その結果ミルクを飲むとおなかがごろごろ,と言う結果になる。
牛乳を飲まなければ、それで別に問題は無い。
しかし、1万年くらい前。
人類は農耕と牧畜を始めた。
それから、遺伝子の突然変異が起こり,くだんの酵素を減らさない遺伝子配列となった。
なので、我々は牛乳を飲んで賢く,元気に,大きく育っている。
問題はここからだ。
番組を率いていた長谷川真理子さん、失礼、先生、
そんな順番でこのことを説明しないで下さいよ。
いろいろ生じる突然変異のうち、酵素を減らさないような変異を起こした人々が、
結局子孫をたくさん残し、結果として広まる結果となった。
とかいうのが実情に即しているのではないか,と愚考。
昆虫の擬態とかも、有効な突然変異の起こった個体が生き残ったわけで。
それを我々は、自然の妙、とかいって賛嘆する。
私としては皮肉っぽい態度をとっているつもりではないのですが。
どうでしょう。
長谷川真理子このキーワードを作ったところ、こんな形で何か書くことになる。
生命の進化、と言う概念は混乱を招く。
20年来、興味を持って素人読みしている。
現在の認識:適者生存は、性淘汰と環境淘汰によって引き起こされる。
たしか、進化遺伝学、という扱い方もあった。
メーム、ミーム?
環境的進化、この語は間違いだろうが,こんな概念もあったよなあ。
これくらいでご勘弁を。