私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

ふむふむ やはりミラクルだ

意味深に、前回の終わりで「橋の上で休むこと」を前触れしておいたのに、今や重要性は薄れてしまい、でも少し説明をとも思いまして。。。

ドイツによくある景色、丘陵地帯がうねうねと続き、教会を中心とした村が点在、と言う景色とは異なり、岩山がナーエ川に迫る山峡の静養地にたどり着いたのですが、

f:id:logo26:20181102152114j:plain

f:id:logo26:20190306132904j:plain

歩行がおぼつかなくなったお年寄りが押して歩く手押し車、全財産ならぬこんな買い物の山を載せて元気に歩いて行きます。コーラとペーパーをやたらと買い込んで。押して行くのは得体の知れぬ東洋人の老婆、爪だけはマニキュアしてるみたいですね。

橋まで来るとどっかと腰を下ろして、何やら必死に空を見回しています。ここで絶望していた時ワライカセミに笑い飛ばされて、苦笑いして立ち上がったものです。知る人ぞ知る笑いカワセミです、本当にガハハハと笑うんです。

 

ラクルを信じてます、今日もやっぱり!

ラクルに出逢うといっても、突然とばかりは限らなくて、1年近く前から顔見知りだったのがやはりそうだったと今になってわかることもあります。

サリーネで涼んでいると向こうからシックな中年女性がやってきた、黒服、白髪、色白、少し足が悪い。名前も知らないがお向かいのシニアマンションのひときわ窓ガラスが磨き上げられている部屋の。2時間のうちに知った彼女の人生とは、、

 

長女として生まれ、天才と言われるほど利発だったが人助けを願い介護職に就く。自ら医学的知識を獲得して行きレベルアップし、地域のトップの介護職に就く。同時に自由なヒッピー的芸術的生き方を実践し、優れた人と出会い娘を3人得た。その後惚れた男と結婚するがアル中、浮気、暴力、嫉妬深く束縛すると言うキャリアウーマンには最悪の組み合わせ、ついには致死的な暴力を受ける。それ以外にも死にかけた経験もあり、死にたいする恐怖は全くなく、自分の死の尊厳の手配は済ませてある。

仕事場では天使と呼ばれ、実際癒しのパワーにも恵まれていた。仏教的考え、太極拳、レイキなども熟知している。知識欲に溢れた点でよく似た孫がいる。

何故この人との出会いがミラクルか、一つには相似点の多いことです。人助け、を目標にしていたのに実践しなかったのは相違点ですが。JBを助けている?とまでは言えないあたしですが。 人生にトゲが一つあると言う言い方でなら相似。

 

今日のうちに書こうと思って書いてみたのですが、ちょっと消化不良気味です。

そう言えば今の今、思ったのですが、JBはきっと不審に思い理解していないはずです。何故、あたしが今までJBを捨てずに、ドイツくんだりまでこの歳で移住するのを受け入れたのか。それを言おうと思いつきました。

彼女の影響です。これは意味を持つのかも知れません。やっぱり「天から貰い水」ですねー (五木の子守唄より)

f:id:logo26:20181102152043j:plain