私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

私家版マスメディアだということを長く忘れていた! とりあえず忘れないうちにかき集める。


まず、活性酸素
細胞の中のミトコンドリア、独立した細胞膜をもち、母親からそっくり遺伝される。
その中では生物に必須の条件であるエネルギー生成が行われている。
生体はこのエネルギーでまかなわれ、運営されている。
エントロピー(破壊度、乱雑度)最大に向かうすべての存在であるのに、かろうじて生物はこの方法で自分の破壊を食い止めている。
その材料は、忘れたが(グリコーゲンのような炭素と水素)ともかく何かを酸素で燃やしてエネルギーを調達するのだ。
しかし、それはいいのだが、しかし、そこで活性酸素がどうしても副産物としてできる。
あろうことか、細胞の核にアタックしてなんと遺伝子を壊したりするのだ。そしてがん細胞が生じることにもなる。老化も招く。
これはおおいなる皮肉、というか、うまくできた仕組みというか。死ぬことの必然性。


次にまったく別の話題。これはややこしすぎるので上手く書けないのだが、がん細胞の狡猾な仕組み?とこれと戦う研究者の狡猾な?技、実におもしろい放映ではあった。

がん細胞といっても、癌の幹細胞と普通の癌細胞の二種類がある。
何とかと言うアミノ酸?(ここが勿論大切な情報なのだが,かといってアルファベッと数字の組み合わせが呼び名とされているもの。情けないがそれ以上はムリ)物質がふつうの癌細胞を死滅させることが分かった。(もちろんあるひとつの種類の癌で実験した)
しかし、
その幹細胞はみのがしてしまう。
このアミノ酸何とかには3本の組織がくっついていて、癌幹細胞はそれを見分ける程かしこいらしい。

そこで、遺伝子操作により、3本の組織の無い種類を次々につくることに成功した。
するとやすやすと幹細胞にたかることができて、死滅させることが出来た。
かなりの朗報である。
もちろんここにくるまでにたくさんのマウスが尊い命を犠牲にしてくれたのだ。