2010-09-08 草薙遺伝子、葉緑体を増やす 天然観察 新情報 植物の光合成に必要な葉緑体。 これを増殖させる仕組みが最近わかった。 葉緑体の細胞分裂の際、リング状の組織が現れ、葉緑体を絞るようにして切っていることは2006年にわかっていた。 このリング状組織は、糖の繊維の束であった。この繊維を作りだす遺伝子に草薙の剣にちなんだ名をつけたという。繊維の直径は7ナノメートルである。 検体は、細胞内に葉緑体を一個だけ持つ単細胞紅藻「シゾン」