私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

「誰も見捨てない社会に」という社説を読む。

社会保障の思想を変えよ。
従来の日本的な家族思想の中で、子育て、医療,介護を家族内の事象として処理したがる。
そこでは夫婦がそろっていても、役割に縛られている。
実際は、そんな形の家族は少なくなってしまった。
それが悪いという訳ではない。
夢物語めくが、子育てや地域医療,福祉を担う小さな事業所では,主婦や企業を退職したシニア,引きこもりの若者、障害者らが支える側として働いている、そうだ。多様な事業体が雇用の創出や地域おこしにつながっている。潜在的な雇用の受け皿や労働力はある。
この国に生まれた子どもは社会が責任を持って育て,どのような状況の人も就労や社会活動に参加するチャンスと支援が目のまえにある。
そんな社会を目指したい。
確かに夢かもしれない。実現は困難でも誰か言葉にして叫んでくれた方がいい。