私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

いつものように知識を世の中から少し拝借する

最近の就寝前読書に、人間の体と脳が必要とする食物の栄養素について
しっかり書いてある本を加えた。


自然から食物を得る。6つの栄養素が必要だ。
タンパク質はおおよそ身体の材料だ。
小さなアミノ酸の種類は神経細胞を構築する。
正しい酵素を正しいところに配置する。
酵素をうまく働かすのがホルモンの命令である。


一方、これらの働きを駆動するエネルギーを酸素を燃やして作らなければならない。
その工場はミトコンドリアらしいのだが。
酸素を燃やすと当然活性酸素が残るが、これが細胞やDNAの情報を傷つける。
もちろん坑酸化作用は体に備わっており、ビタミンEなどは戦士が傷ついたのを素早く修復する。


これらがうまくかみ合っていると、脳内にセロトニンなどいい気持ちを醸し出す。
精神が安定し、すぐに切れたりしない。
しかしこれらのサイクルが、どこかで(ストレス、生活のリズム、食べ物)適切でないとき、
たとえば高GI(血中糖度を即高騰させる)食物が過ぎると、
脳が驚いてこれをインシュリン投下により下げようとする。
すると下がりすぎてしまう。
すると脳内にアドレナリンやノルアドレナリンが発生し、元気を出そうとする。
それは攻撃性になる。あるいは眠りを奪う。


自分も、食べることをないがしろにしがちだ。
自然の一部であることをわかっているのなら、真摯に食べなくては行けない。
それが他の生命であることに留意せよ。