私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

4本の手足に血圧計を巻き付ける話

あるいは既に経験済みのシニアもおられることだろうが、
医院の廊下に広告してあったので、まあ、滅多にない機会ではあるので、ものはためし、と頼んでみた。


ベッドに横たわる。
手足全部に血圧計がつけられる。心電図もついでに軽く取るらしい。
びっくりしないで下さい、と看護士さんが言う。
それもそのはずで、血圧計の締め付ける力がかって経験したことないほど強い。
そして、数秒我慢しているとまず左手首がすっと解放され、続いて左足首、だったか、が連動したかのように解放される。

もう一度締め付けが始まる。やや長く締め付けられている。
突然全部がすっとゆるんだ。

それで外して終わり。
数分待つ。
カラーのコピーをもらう。理解できそうなものではない。
医師が説明してくれる。血圧心臓異常ない。
脳梗塞心筋梗塞、手足などの血管梗塞などをひきおこすもとになる血管壁の固さを計ったのだという。
秒速12メートル、だったかなあ、そんな適当なスピードで小生の血管は圧力の振動を腕から脚へ伝えて行ったらしい。
左右計ってある。これが高速だと血管壁がメタルのように固くなっているのだ。

結論、その下のXY座標の表に依ると、小生の年齢63才にしては、血管の柔らかさが55才ほどである。
メバロチンを服用している訳だし、喜ぶべき数値ではあるのだろう。

これで100才までは大丈夫と見た。

それにしても耳が全体的にガラガラして、目の前の人の声が自分の耳たぶの後ろからも甲高く聞こえるのは何なのか。