私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

 まるで銀行か金融業のような、コンビニのような、まるでファーストフードのようなカタカナ書き

偶然に点けたテレビの画像がこれであった。NHKである。
だから少しイラっとしたが、これこそまた二十一世紀まで小生が生きていてよかったと思える発見のひとつであったとは。
幸運かな。

かのビッグバン、140億年ほどまえの。
その後5億年ほどした宇宙に(どれほどの時間と大きさ、どんな状態であったのか、残念ながらすでに話が進んでいた!)
画面上に、青い青い星が輝いていた。雲のようなものがあたりには流れている以外、たったひとつである。

その組成は水素とヘリウムであるとちらと聞こえたような気がする。他の原子がないのだからそのはずであろう。
太陽と比べると温度の高さも規模もとてつもなく大きい、と理解した。

と言う間に、もう死を迎える時刻になったと言う。
とてつもない大爆発。辺り中に散らばる雲のような破片。
その中に,なんと酸素、窒素、炭素、鉄までもある。
ということはすでに鉄までの元素がそろったということだろう。
生命の素材もそろったのだろう。

さあ、これで雲のたゆたうところに無数の小さな星が誕生するゆりかごがひとつできたのだ。しばらくは銀河もない。しかしやがて銀河もできていく。
こうして何世代かの星が連なって宇宙を形成した。
そのうちに、何かの弾みで?とても重い星が出来た。
たしか、その重さのためにすべてがつぶれて中性子星になったのだったか?
そしてスーパーノーヴァという大爆発のあと、なんと小生の崇拝する金や銀が造られたのである。ここらは蛇足。

意気軒昂な天文学者たちは、わいわい言いながら太陽光線のプリズムを詳しく見た。すると色の階段のあちこちに黒い筋がみえる。
それこそ他の原子が入り込んで造られたという証拠、つまり我々の太陽はすでに星の数世代を経て、そこらにある元素をもとにして生まれたという証拠なのである。ここらは受け売り。