私家版マスメディア〜logo26のシニアの生き方/老婆の念仏

何が出てくるやら、柳は風にお任せ日誌、偶然必然探求エッセイ

珍しく社会的な内容、デフレの意味、民主主義の意味

迷走する鳩山政権の財務省政策ブレーンとなった某大学の先生、小野さん:

デフレ日本は「先進国型の成熟社会に入ったにすぎない」
衣食足りた成熟社会が目指すべきは「生産力ではなく、快適な生活。既存の枠に収まらないモノやサービスを」
「日本はおなかいっぱいを通り過ぎ、おいしいもの、健康なものを選ぶ時代になった」
「企業や政府が個人の多様なニーズに対応し、消費や雇用が増えれば、人生も社会も豊かになる」

具体的にはどう進めるのかはわからないが、理屈としては、こんな感じだろうなあ、と思う。
余りに効率一辺倒で、ロボットではない動物人間には息が詰まりそうな、ギスギスの毎日だ。
欲しいもの、必要なもの、趣味のもの、上を見たら切りがないことくらい十分に知ったし、
お金は、暮らせるだけあるといいのだが、誰かが社会のどこかに溜め込んでるらしい。

メディアはもっと民主主義をうまく主導できるようでなければ。
鳩山政権は確かにどたばたしているが、国民の方から、政権を育てていく、という視点も可能なのではないか。
この言葉はもちろん小生の頭から出て来たのではないが、
最近読んで、思った、民主主義は我々みんなのことだ、と。

チャンネルは開いているか。政治が民意迎合やポピュラリズムとなって国民がそれに踊らされ、自己中心的に利己的になってはいけない。
などと、他愛もない口をきいてみた。