虐待は脳にどんな影響を与えるか

悪意や攻撃性に満ちた虐待、のみではない。
子供の育て方に関する無知や無関心

、思い込みが招く消極的な虐待もある。これも影響は深刻だ。
しつけ、と称する虐待も多いらしい。

ペリー、サラヴィッツという二人の専門家の本である。
「適度なストレスにくり返しさらされる。それはスポーツジムでくり返し筋肉へストレスをかけるのと同じで，筋肉が強くなりストレスに耐えられる力が付いてくる。突然の強すぎるストレスにさらされると、こちらは筋肉に突然の過度な負荷をかけたのと同じである。筋肉の断裂で機能不全が起こり，その傷は次のストレスに対して脆弱にさせる。
幼少期の発達段階にある脳は、佳い経験からも悪い経験からも最も影響を受けやすく、最も傷つきやすい」