今週のお題「卒業」卒業式で泣かなかった我々。
たまたま我々の世代がそうだったのか、小生の周囲がそうだったのか、どの時点の卒業式でも誰も泣かなかった。次の階段を目指して後腐れ無く巣立って行ったように思う。
時は流れ、上の子が幼稚園を卒業のころ、初めてその姿を見て胸に込みあげるものがあった。
また時は流れ、末っ子が中学を卒業する時には、子ども達全員がおいおい泣いて、答辞も読めない、読む前からしゃくりあげているので、ついもらい泣きしてしまうのだが、余りにその情熱が強いのには驚いた。
あれは一体何だったのか。それは1999年のことである。