日本人は自分のことわかっているのかな？

ときたま、日本に住んでいる日本人以外の人の意見を聞いたり、読んだりする機会があるのだが。

どうしてあんたらはそんなにお気楽に生きている、
何も知らずに、世界のことに興味も持たずに、危機意識薄く、
表面的な感情、社会からどう見られるか、なんてことのみが重要で、
自分なりの意見を持たないのか、云々、と言われる。
韓国や中国では、外国人に対してとても厳しい問いが出て来る。
つまり彼らは周囲の出来事に興味があり、正しい情報を知ろうという意欲に溢れている。
だから、自分の方も日本人相手のときのようにのんびりとしていられない、ちゃんと勉強してから出かけていくのだ、と。

お気楽な割には、よく自殺者が出る。日に１００人か。
自殺厳禁という宗教を持っている社会にくらべると、たしかに日本では自死を安易に扱い、むしろ讃美する土壌はある。
生き方のひとつと考えるのか。
日本人と一口に言っても、その成り立ちから言えば実は単一民族ではまるでないらしい。日本人について一様には論評できないのかもしれない。