誰でも知っていることかもしれないが、グーグル革命とやら。

なかなか世界は秘かに革命されているらしい。　TV的文明観察をもって自らの実業としている自分、新聞の中でのみ知見への扉に出会う日々、マスメデイアの網目から世をのぞいている程度の好事家、こんなごまつぶのような自分も、きっとすでにあの会社の巨大頭脳の中に絡めとられているはず。
ヒトの集合体の姿を想像してみる。一方、個別のヒトの多様性を考えてみる。
生育環境にきわめて敏感な脳神経の配線、しかしその後も変容可能な頭脳の中身、しかも身体からの信号にも左右されうる回路、こんな我々は確かに複雑だ。
しかし単純に操られうる。進化の中で従順や崇拝や忠誠心やらが生存に有利に働いただろうから、つまりそんな傾向の子孫が適応してきた面がある。
しかし勿論、支配慾をだれも失った訳ではなく、競争に勝ち残る数人が権力者となる。政治、経済、文化、技術、軍事、メデイア、、、権力分野はしかしいくつもある。究極の最後の支配的権力分野があるのだろうか。